ガンの父親の体力の底上げを担ってくれたアガリクス

もう数年前に亡くなった父がガンで余命宣告を受けていた時のことです。医師からはもう全身に転移があるためあと1年、とまで言われていました。家族の私たちは悲しみに暮れていましたが、父には絶対にガンであることは言わないでおこう、と話し合っていました。

骨転移もあったため最初は肩が痛い、と言い出し次第にその痛みが広がって腰の骨に転移があった時にとうとう歩くことが出来なくなってしまいました。ベッドで過ごすことが多くなり、ほぼ寝たきりの状態のため当然食欲などありません。最低限の栄養と、病院からもらった薬だけで過ごすのですが目に見えてやせ細っていくのが分かりました。

このままでは体力が持たない、生きる気力もなくなってしまっては元もこもない…という想いでした。
医者の薬以外で何とか病気に対抗する手段はないものか…と色々調べました。当時はまだネットの時代ではなく、本や雑誌で調べる時代。ありとあらゆる資料を調べまくって行き着いたのが「アガリクス」でした。

どうやら薬ではなくアガリクスの健康食品ということで、食品なら抗がん剤と一緒に散っても良いだろうと安心し、ドラッグストアで買い求めました。今は形態としては錠剤など色々なサプリメントとして販売されており、価格帯もピンからキリまであるようですが当時はやけに高い価格の顆粒状で1回づつの個包装のタイプで販売されていました。

開けてみるとプーンとキノコの香りで舐めると少し苦みもあり、決して飲みやすいものではありませんでしたが、藁にもすがる思いで味わわないでお湯で一気に飲んでもらいました。

毎日薬と一緒に飲んでもらっていたのですが不思議なことに全く飲みたくないとは言いませんでした。それどころか、シャンとして意識もはっきりし、私たちと会話できるレベルにまで生活の質が上がりました。

今思えば、確かに「ガンに効く薬」というわけにはいかなかったでしょうが少なくとも父の免疫や体力を少なからず底上げして生活の質を下げない、という役割を果たしてくれていたのではないかと信じています。